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ミラノにおいて開催されたAIPPI世界総会への参加

 平成28年9月16日から20日まで,ミラノにおいて,AIPPI(International Association For the Protection of Intellectual Property) WORLD CONGRESSが開催され,知的財産高等裁判所の設樂隆一所長が参加しました。AIPPIは,各国の知的財産に関する法制度を世界的に調和するため,各国の会員から成る各委員会が協議し,意見を提出した上で,世界総会で,これらの法制度を世界的に調和するための決議をしています。今回の世界総会は,約二千人の弁護士,弁理士が世界各国から参加して開催されました。
 この世界総会では,本会議において,特許出願の補正におけるサポート要件適合性の判断基準等が議論されたほか,多数のフォーラム,ランチセッションなどが開催されました。
 設樂所長は,参加者が500名を超える「Judges’ Session」というランチセッションに,パネリストとして参加し,特許訴訟における専門家の意見の活用というテーマについて,イタリアのDr. Massimo Scuffi Aosta地方裁判所所長,米国のWalter Kelly元バージニア東部地区連邦地方裁判所判事,オーストラリアのJohn Nicholas連邦裁判所判事とともに,日本の特許訴訟の実情を説明しました。設樂所長は,調査官制度及び専門委員制度,技術説明会の内容等について説明し,我が国では,専門家の意見書は提出されるが,米国やオーストラリアと異なり,専門家証人の尋問は行われていないことなどを述べたほか,損害の計算のための計算鑑定人の制度もあり,ここでは専門家を活用していることも説明しました。

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