メインコンテンツへスキップ(スクリーンリーダーをご利用の方、キーボード操作の方のアクセシビリティ向上のため設置)

HOME > 知財高裁の資料 > 論文等紹介 > 京都大学iPS細胞研究所(CiRA)への訪問

京都大学iPS細胞研究所(CiRA)への訪問

 平成28年9月5日,知的財産高等裁判所の設樂隆一所長,鶴岡稔彦部総括判事,大西勝滋判事,杉浦正樹判事,中島基至判事,寺田利彦判事,岡田慎吾判事が京都大学iPS細胞研究所(CiRA)を訪問し,iPS細胞に関する技術説明会に参加しました。
 CiRAでは,設樂所長らは,CiRAの山中伸弥所長から挨拶を受けた後,江藤浩之副所長(教授)から,CiRA の概要のほか,iPS細胞の特徴,iPS 細胞の樹立と医療応用の可能性,世界初のiPS細胞を使った手術の内容,血液疾患等の再生医療の将来性等につき詳細な説明を受けました。引き続き,淺野美奈知財管理室室長(特命教授)から,「iPS細胞関連技術と特許」と題して,CiRA知財管理室の概要のほか,iPS細胞の研究成果の状況,CiRAの出願数及び特許取得数,iPS細胞をめぐる特許競争の実情,既成立のiPS細胞基本特許の概要,iPS細胞の日米の権利範囲の違い,iPS細胞特許の大学における役割等につき具体的な解説を受けました。
 その後の質疑応答では,設樂所長らから,プロダクト・バイ・プロセス・クレーム最高裁判決を踏まえたiPS細胞とES細胞との構造,特性等の一致点・相違点,同判決によるiPS細胞基本特許の技術的範囲,iPS細胞の多能性の範囲及び程度,同性婚カップル間で子をもうけることの技術的可否及び倫理上の問題点,iPS細胞が立体構造に成長する仕組み,血液疾患等の再生医療の将来性等につき質問がされ,これらの点につき,詳細な技術説明を受けました。さらに,設樂所長らは,CiRA内の研究室等を見学するとともに,iPS細胞を顕微鏡で実際に確認するなどして,CiRA 及びiPS細胞について理解を深めました。

トップに戻る