平成17年7月4,5日の両日,知的財産高等裁判所設立記念国際シンポジウム(日本弁理士会主催)に出席するために来日した諸外国の裁判官や弁理士の方々が,当庁を訪問されました。
まず,7月4日には,アメリカ連邦巡回控訴裁判所(CAFC)のRandall R.Rader判事が来庁され,所長をはじめとした当庁や東京地方裁判所の裁判官らと懇談しました。
翌5日には,上記シンポジウムにパネリストとして参加されたドイツ連邦裁判所Joachim Bornkamm判事,中国北京高級人民法院第三民事裁判廷元判事段立紅氏,韓国元特許法院長崔公雄氏らを含む各国の弁理士の方々が日本弁理士会の方々とともに来庁しました。一行は,所長から知的財産高等裁判所の組織,取扱事件,設立の経緯などについて説明を受け,その後,裁判官室,調査官室,書記官室,ラウンド法廷等を見学しました。