所長あいさつ

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知的財産高等裁判所長

本多 知成(ほんだ ともなり)
(昭和35年11月2日生)

略歴

昭和62年に裁判官に任官し、大阪地裁、那覇地裁、大津地家裁、釧路地家裁帯広支部、東京地裁、最高裁(調査官)、横浜地裁などで勤務してきました。近年の略歴は、次のとおりです。

平成20年4月 知的財産高等裁判所判事
平成23年4月 東京地方裁判所判事(部総括)
平成28年9月 横浜地方裁判所判事(部総括)
平成29年9月 釧路地方・家庭裁判所長
平成31年4月 札幌高等裁判所判事(部総括)
令和元年5月  札幌地方裁判所長
令和3年7月  知的財産高等裁判所判事(部総括)
令和5年6月  知的財産高等裁判所長

写真:知的財産高等裁判所長 本多 知成(ほんだ ともなり)

 このたび、知的財産高等裁判所長に就任いたしました。

 近年、先端技術、情報通信技術などの目覚ましい発達に伴って知的財産権の活用が急速に進展し、その保護に関して司法の果たすべき役割がますます重要となってきております。また、経済活動のグローバル化に伴って国境を越えた知財紛争も増加してきております。

 このような中、知的財産高等裁判所は、東京地方裁判所知財部、商事部及び倒産部とともに、昨年の令和4年10月、東京都目黒区中目黒に完成した新庁舎に移転し、ビジネス関連の訴訟を集中的に取り扱う裁判所、通称「ビジネス・コート」として装いを新たにし、現在、順調に運営されております。今後も、知的財産高等裁判所は、新しいビジネス関連訴訟の拠点において、相互に連携し、デジタル技術も積極的に活用し、充実した審理の下で、スピード感をもって、知財紛争の適正な解決を図り、皆様の期待に応えるとともに、我が国の知的財産制度に対する国際社会からの信頼がより高まるように努めてまいりたいと存じます。

 今後とも、皆様の御理解と御協力を賜りますよう、よろしくお願いいたします。