平成29年10月13日,知財研日中共同研究(特許庁委託事業)の一環として,中国側の共同研究者(中国社会科学院の李明徳教授ら9名)が来庁しました。
一行は,まず,知財高裁3部の寺田利彦判事から,知財高裁の概要・沿革,日本の知的財産関係訴訟の仕組み,知財高裁における審理の概要等について,概括的な説明を受けました。
その後,一行は,同部の鶴岡稔彦部総括判事らとの間で,知財高裁の運用や中国側の法制度の現状等について,活発な意見交換を行いました。
意見交換終了後は,調査官室やラウンド法廷の見学が行われました。