平成28年10月14日,特許庁等が主催する特許審査実践研修の研修生(インド,ブラジル,エジプトの審査官合計10名)が来庁しました。
一行は,設樂隆一所長から,挨拶を受けた後,各国における知的財産権を専門に取り扱う高等裁判所の設立状況等につき意見交換をしました。その後,一行は,ラウンド法廷等を見学し,中島基至判事から,日本の調査官制度及び専門委員制度,技術説明会の概要などの説明を受けました。このような説明を踏まえ,調査官及び専門委員の出身母体の割合,テレビ会議システム,審決取消訴訟における判決の拘束力などにつき,活発な質疑応答がされました。