所長あいさつ

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知的財産高等裁判所長

大鷹 一郎 (おおたか いちろう)
(昭和33年6月13日生)

略歴

昭和58年に裁判官に任官し,東京,大阪,京都,札幌及び旭川の各裁判所や法務省民事局などで勤務してきました。近年の略歴は,次のとおりです。

平成17年4月    知的財産高等裁判所判事
平成20年4月    東京地方裁判所判事(部総括)(知的財産権部)
平成25年4月    知的財産高等裁判所判事    
平成28年3月    大津地方・家庭裁判所長
平成30年5月    知的財産高等裁判所判事(部総括)
令和2年10月    知的財産高等裁判所長

写真:知的財産高等裁判所長 大鷹 一郎(おおたか いちろうこ)

 この度,知的財産高等裁判所長に就任いたしました。

 最近の知的財産権訴訟は,先端技術をはじめとするテクノロジーの急速な進展や経済活動のグローバル化に伴って,高度な専門的知見を要する事件や国境を越えた知財紛争が増加し,ますます複雑困難なものとなっております。

 一方で,世界的に新型コロナウィルス感染症が拡大し,その対応のために,リモートワークやテレワークが急速に普及し,新しい生活様式の実践が求められ,それを踏まえた新たなビジネスモデルが展開されるなど社会経済情勢が大きく変容しつつあります。

 このような現下の状況において,知的財産高等裁判所は,新しい時代の要請に応えながら,個々の知的財産権事件について,充実した審理の下で適正迅速な裁判を行い,質の高い判断を示していくことにより,我が国の知的財産制度をより発展させ,国際社会からの信頼がより高まるように努力してまいります。

 皆様の御理解と御支援をよろしくお願いいたします。