訴状の「請求の趣旨」の記載について

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 基本型は,次のとおりです。

1 特許庁が不服/無効20○○-○○○○号事件について令和〇年○月○日にした審決を取り消す。
2 訴訟費用は被告の負担とする。

 当事者系審判の審決取消訴訟において,審決の内容によっては,上記1項の記載は以下のようなものが考えられます。

1 審判対象とされた請求項の一部に対する不服申立て
(審決例)
  特許第○○号の請求項1に係る発明についての特許を無効とする。
  特許第○○号の請求項2に係る発明についての審判請求は成り立たない。
(請求の趣旨例)
 ・ 特許権者による請求項1についての不服申立て
   特許庁が無効○○-○○号事件について令和〇年○月○日にした審決のうち,特許第○○号の請求項1に係る部分
  を取り消す。
 ・ 審判請求人による請求項2についての不服申立て
   特許庁が無効○○-○○号事件について令和〇年○月○日にした審決のうち,特許第○○号の請求項2に係る部分
  を取り消す。
2 無効審判において訂正が認められた場合
(審決例)
  本件訂正を認める。
  特許第○○号の請求項1に係る発明についての特許を無効とする。
  特許第○○号の請求項2に係る発明についての審判請求は成り立たない。
(請求の趣旨例)
 ・ 特許権者による請求項1についての不服申立て
   特許庁が無効○○-○○号事件について令和〇年○月○日にした審決のうち,特許第○○号の請求項1に係る部
  分を取り消す。
 ・ 審判請求人による請求項2についての不服申立て(本件訂正について争わない場合を含む。)
   特許庁が無効○○-○○号事件について令和〇年○月○日にした審決のうち,特許第○○号の請求項2に係る部
  分を取り消す。
3 訂正によって削除された請求項(下記審決例では請求項2)に係る審判請求が却下された場合
(審決例)
  本件訂正を認める。
  特許第○○号の請求項1に係る発明についての審判請求は成り立たない。
  同請求項2に係る発明についての審判請求を却下する。
(請求の趣旨例)
  特許庁が無効○○-○○号事件について令和〇年○月○日にした審決のうち,特許第○○号の請求項1に係る部分
 を取り消す。