知財高裁研究会の開催(講師:大阪地方裁判所知財部林啓治郎判事「ドイツにおける特許訴訟の実情」,弁理士加藤志麻子氏「ドイツにおける特許訴訟の現状~均等論の現状と実務家から見た審理の実情~」)

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 平成28年5月27日,知財高裁研究会が開催され,大阪地方裁判所知財部の林啓治郎判事及び弁理士の加藤志麻子氏による講演が行われました。

 今回の講演では,林判事から,「ドイツにおける特許訴訟の実情」と題し,ドイツの各裁判所の実情や特許訴訟の審理方法,査定手続等について説明がされました。

 また,加藤弁理士から,「ドイツにおける特許訴訟の現状~均等論の現状と実務家から見た審理の実情~」と題し,均等論について最近のドイツの裁判例を踏まえた解説がされるとともに,ドイツにおける特許訴訟の審理の実情について説明がされました。

 質疑応答では,ドイツの損害論についても話題が及ぶなど,ドイツの特許訴訟への高い関心が窺われました。

写真:講演会の様子その1

写真:講演会の様子その2

写真:講演会の様子その3