知的財産権関係事件担当専門委員実務研究会の開催

トップ > 詳しく知りたい方へ > 論文等紹介 > 研究会報告 > 知的財産権関係事件担当専門委員実務研究会の開催

 平成20年11月25日,知的財産権関係事件を担当する専門委員49名と知財高裁,東京地裁知財部及び大阪地裁知財部の裁判官のうち,30名が参加して,知的財産権関係事件担当専門委員実務研究会が,知財高裁において開催されました。

 本年度は,専門委員のうち機械の分野の専門委員を対象とし,知財高裁所長の挨拶の後,第1部講演会,第2部班別ケース研究,第3部全体会の3部構成で実施されました。

 第1部の講演会では,2名の専門委員からそれぞれ,事件に関与した際の経験を基に,専門委員としての事件関与のあり方や工夫例などについて講演していただきました。

 第2部では,「吊り戸のガイド装置」を題材に,技術的分野及び専門委員としての関与のあり方等について,少人数の班に分かれて,専門委員相互のみならず,専門委員と裁判官との間で活発な意見交換が行われました。

 最後の全体会では,第2部の協議結果を各班から報告し,質疑応答の機会をもうけ,充実した議論が展開されて,研究会を終了しました。

写真:講演の様子その1

写真:講演の様子その2

写真:講演の様子その3