知的財産権関係事件担当専門委員実務研究会の開催

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 平成22年12月1日,知的財産権関係事件を担当する専門委員のうち機械及び電気の分野の専門委員70名と知財高裁,東京地裁知財部及び大阪地裁知財部の裁判官らが参加して,知的財産権関係事件担当専門委員実務研究会が知財高裁において開催されました。

 第1部では,知財高裁中野所長のあいさつに引き続き,2名の専門委員が「専門委員としての事件関与のあり方」とのテーマで経験談を交えた講演を行いました。

 第2部では,機械分野のケース「工作機械の主軸装置」と電気分野のケース「リニアモータユニット及びその組み合わせ方法」を題材にし,ケース研究を行いました。少人数のグループに分かれ,専門委員としての具体的な関与の仕方等について活発な研究が行われました。

 最後に,全体会において,各分野を代表して2名の専門委員が報告を行い,研究会を終了しました。

写真:講演の様子その1

写真:講演の様子その2