平成27年10月20日,日独法律家交換プログラムで来日中のベルリン地方裁判所のGregor Stevens判事が来庁しました。
Stevens判事は,知財高裁設樂隆一所長と日独の民事訴訟の実務について活発に意見交換した後,実際の審決取消訴訟の期日を傍聴しました。Stevens判事と知財高裁2部の各裁判官との間でも,知的財産訴訟にとどまらず,日独の司法制度全般の相違について,活発に意見交換がなされましたが,Stevens判事は,調査官制度や知的財産訴訟の審理方法について,特に高い関心を示していました。