平成29年4月20日及び21日(現地時間),アメリカ合衆国ニューヨーク市所在のフォーダム大学ロースクールにおいて,第25回知的財産法及び政策に関する国際会議(25th Annual Intellectual Property Law & Policy Conference,以下「本件会議」という。)が開催され,当庁から知財高裁の清水節所長が参加しました。
本件会議は,フォーダム大学ロースクールのHugh C. Hansen教授が中心となって開催される大規模な知的財産法に関する国際会議であり,今年は第25回目を迎え,世界約30か国から知的財産関連の裁判官,政府関係者,弁護士,弁理士,研究者及び企業関係者が500名以上参加し,我が国からも,毎年,知的財産権訴訟を担当している裁判官が派遣されています。
清水所長は,各国の裁判官だけが参加するジャッジのセッションと,各国の特許権訴訟における特徴的処理を紹介するパテントポプリのセッションに,パネリストとして参加して発言及びプレゼンテーションを行ったほか,2日間にわたる本件会議を傍聴しました。