平成29年8月30日,ザンクトガレン(St.Gallen)大学欧州・国際ビジネス法修士コース東京モジュール受講生等(世界9か国の社会人15名)が来庁しました。
一行は,中島基至判事から,知財高裁における特許訴訟の特徴として,特許訴訟の専属管轄,大合議制度,調査官制度及び専門委員制度,技術説明会の内容,侵害訴訟と審決取消訴訟との関係,知財高裁のウェブサイトによる情報発信の内容などの説明を受けました。これに対し,受講生からは,専門委員の関与の在り方,裁判官等への説明の仕方,鑑定人との比較などを中心として活発な質疑応答がされました。