日中知財エンフォースメント共同セミナーでの講演

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 平成29年12月14日,最高裁判所事務総局行政局の小田真治第一課長が,中華人民共和国北京市で開催された日中知財エンフォースメント共同セミナーに講演者として参加しました。

 同セミナーは,経済産業省,日本貿易振興機構(JETRO)及び中国商務部が,今回初めて共催して開催したものであり,一般に公開もされました。日中両国の知財関係者が登壇して,中国における知的財産権の司法保護,中国の権利侵害及び模倣品・粗悪品取締り状況等について講演がされました。

 小田第一課長は,日本における知的財産権関連訴訟の現状(日本語PDF2008KB,中国語PDF1265KB)をテーマとして,統計等を交えつつ,管轄集中の制度や,裁判所における専門的知見の導入方法,技術説明会など審理方法の特徴等について講演をしました。聴衆は,審理の様子の写真や統計を写真に撮るなど,大きな関心を示していました。

写真:小田第一課長が日中知財エンフォースメント共同セミナーに講演者として参加した様子