国際知財司法シンポジウム2017は,平成29年11月1日(水),3日間のプログラムを終了しました。
既にお知らせしましたとおり,知的財産高等裁判所は,シンポジウム1日目のプログラムを担当し,特許訴訟における証拠収集手続をテーマとする,日本,中国,韓国及びシンガポールによる模擬裁判と,その結果を踏まえたパネルディスカッションを実施しましたが,500名近くという多数の参加者に御参加いただき,大変盛況のうちに終えることができました。
商標に関するパネルディスカッションや,特許の進歩性,商標の類否を巡るケーススタディなどの他の2日間のプログラムも成功裏に終わりました。
東アジアを中心とする各国から集まったのべ約1300名の参加者は,3日間のプログラムを熱心に傍聴しました。シンポジウムの終了に当たり,各主催者は,今後,このようなシンポジウムを継続して開催することや,積極的に協力していくことを述べました。