WCO留学プログラムに係る留学生の来庁

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 平成29年4月27日,WCO(世界税関機構)留学プログラムに係る留学生(世界各国から参加した税関職員25名)が,同プログラムの科目の一つである「知的財産侵害物品の水際取締」の講義の一環として来庁しました。

 一行は,当庁第2部に係属中の事件の技術説明会を法廷において傍聴した後,佐藤達文第2部判事から,専門委員の活用も含め,知財高裁の概要について説明を受けました。その後,一行は,当庁調査官室を見学し,裁判所調査官から調査官制度についての説明を受けました。

 参加した留学生は,知財高裁の機構や事件処理の実情,傍聴した事件の概要について積極的に質問するなど,我が国の知的財産訴訟について高い関心を示し,活発な質疑応答が行われました。

写真:説明をする様子

写真:質疑応答の様子