平成30年11月29日,国際知財司法シンポジウムASEAN+3アドバンストセミナー2018に登壇するブルネイ,カンボジア,インドネシア,ラオス,マレーシア,ミャンマー及びタイの裁判官ら9名が,高部眞規子知財高裁所長を表敬訪問しました。
一行は,最高裁事務総局行政局の棚井啓局付から知財訴訟の実情について説明を受けた後,裁判所調査官から裁判所調査官の説明及び間明宏充判事から法廷において技術説明会の説明を受け,佐野信判事及び筈井卓矢判事らとの意見交換を行いました。意見交換においては,日本の知的財産権関係訴訟制度に関する質問がされ,ホームページで英文が公開されている知財高裁の判決について,専門的技術に関し大変深い検討がなされているとの感想も述べられ,また,各国の知的財産権関係訴訟制度が紹介されるなど,活発な意見交換が行われました。