FICPI-JAPAN知的財産大阪シンポジウム2018への出席

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 平成30年11月2日,FICPI JAPAN(国際弁理士連盟日本協会)が主催する「知的財産大阪シンポジウム2018」が開催され,知財高裁の高部眞規子所長が出席しました。

 FICPI(国際弁理士連盟)は,1906年に発足した弁理士の世界規模の組織であり,約5000名の会員を擁しています。FICPIは,世界各国においてフォーラムやシンポジウムを開催しており,日本でシンポジウムが開催されるのは,3回目のことです。今回のシンポジウムには,世界27か国から,310名の弁理士が参加しました。

 高部所長は,「Patent Enforcement Latest Development about Invalidity defenses in the IP litigation(特許権行使及び知的財産訴訟における特許無効の抗弁についての最新の動向)」のセッションに,スピーカー及びパネリストとして登壇しました。高部所長は,“Battle over Patent Invalidation in Patent Infringement Suits”(PDF1178KB)と題する講演をした後,熊倉禎男弁護士がモデレーターとなって,ドイツ連邦通常裁判所のPeter Meier‐Beck裁判長,韓国ソウル中央地方法院のTae-Shik Yun部長判事及びアメリカのSteven J. Routh弁護士とともに,侵害訴訟における特許無効の取扱いについて,パネルディスカッションを行いました。

写真:高部所長の講演の様子

写真:パネルディスカッションの様子