知財高裁研究会の開催(講師:東京地方裁判所・柴田義明部総括判事,大阪地方裁判所・杉浦正樹部総括判事「知財調停について」)(11月29日開催)

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 令和元年11月29日,知財高裁研究会が開催され,東京地方裁判所知財部の柴田義明部総括判事及び大阪地方裁判所知財部の杉浦正樹部総括判事による「知財調停について」と題する講演等が行われました。

 東京地方裁判所及び大阪地方裁判所は,令和元年10月1日から,知財調停(知的財産権に関する調停手続)について,新たな運用を開始しました。講師からは,知財調停の基本コンセプト,対象となる紛争,審理の特徴・利点,公開した審理モデル,運用開始後の申立状況,企業の注目度等について,詳しく説明していただきました。講演後,活発な質疑応答がされました。

 研究会では,そのほかに,知財高裁判事による,インドネシアでの知的財産分野における法整備支援に関する活動報告及び海外出張報告(国際会議への出席)が行われました。

写真:知財高裁研究会の様子(11月29日開催)