平成27年8月28日,知的財産教育研究・専門職大学院協議会(JAUIP)が主催する夏期知的財産連合英語セミナー2015学生コースの受講生及び実務家コースの受講生(アジア,アフリカ諸国の特許庁職員,特許実務家,学生等の約40名)が来庁しました。
一行は,設樂隆一所長から,日本の知的財産訴訟の概要,特許無効の抗弁,特許訴訟における訴訟上の和解,知的財産紛争の国際化などの説明を,当庁の裁判官から商標の類似性判断などの説明を受けました。それに対し,受講生から,知財訴訟における損害額の認定方法,特許庁の手続と訴訟との関係,知財訴訟における調査官制度,音,臭いの商標に係る訴訟の有無などについて活発な質疑応答がされ,納得がいくまで質問をする熱心な姿が見られました。