平成28年12月9日,日本国特許庁,韓国特許庁及び中国国家知識産権局が主催する日中韓特許庁シンポジウムが開催され,知的財産高等裁判所の設樂隆一所長が参加しました。設樂所長は,「日中韓における知的財産訴訟の最新動向」と題するセッションに参加し,「日本における知的財産訴訟の最新動向」と題して,知財高裁等の事件処理の状況等,大合議事件,国際交流と国際的な情報発信,今後の展望等につき,スピーチを行いました。その後,設樂所長は,韓国大法院裁判研究官の朴泰一知的財産権総括・部長判事及び中国国家知識産権局専利復審委員会行政訴訟処の馬文霞処長と共に,モデレーターを早稲田大学法学部高林龍教授とするパネルディスカッションに参加し,プロダクト・バイ・プロセスクレームの解釈について議論を行いました。