平成25年5月30日，ミャンマー連邦共和国の科学技術省及び情報省の担当者からなる知財戦略調査団のメンバーが知的財産高等裁判所を訪問しました。日本側からは，我が国の知的財産権事件の裁判制度に関して，裁判所の構成や管轄，裁判所調査官や専門委員の制度等について説明がされました。これに対して，ミャンマー側からは，裁判官の専門性の獲得方法に関する質問，事件数・処理期間等の統計に関する質問，知的財産権の実体法のあり方に関する質問など多くの質問が寄せられ，活発な質疑応答がされました。