知財高裁所長の米国特許商標庁(USPTO)への訪問

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 平成26年7月28日,知財高裁の設樂隆一所長が,米国特許商標庁(United States Patent and Trademark Office)を訪問し,Michelle Lee副長官等と意見交換を行うとともに,改正特許法(AIA)により導入されたIPR(Inter Partes Review。当事者系レビュー制度)の審判手続を傍聴し,審判部副部長Linda Horner特許審判官及びGlenn Perry特許審判官と意見交換を行いました。
Lee副長官からは,AIA制定後のUSPTOの実情として,IPRの申立てが増加していることや,パテントトロール対策のための法案の成立が秋の選挙次第であることなど,米国の特許権を取り巻く実情の紹介がされました。また,Horner副部長らからは,IPRの申立ての実情や,これに対応するためのUSPTOの体制等についての詳細な説明がされました。

写真:集合写真