知財高裁研究会の開催(講師:東京大学大学院法学政治学研究科教授・田村善之氏:「ソフトウェア関連発明の特許適格性について」)(7月15日開催)

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  •  令和4年7月15日、知財高裁研究会が開催され、講師に東京大学大学院法学政治学研究科教授の田村善之氏をお招きし、「ソフトウェア関連発明の特許適格性について」をテーマに講演が行われました。
     講演では、ソフトウェア関連発明以外の発明(非ソフトウェア関連発明)の特許適格性が問題となった裁判例における判断基準や考慮要素等を分析した結果を踏まえ、ソフトウェア関連発明についても同様に考えられるか、特許適格性の有無ではなく新規性・進歩性の有無によって判断することはできるかなど、ソフトウェア関連発明の特許適格性を巡る様々な問題点について解説していただきました。
     IoT技術等の発展に伴い、今後、紛争が増加することが予想されるソフトウェア関連発明の特許適格性をどのように考えるべきかについて、大変有益な示唆を得ることができました。