国際知財司法シンポジウム2024(JSIP2024)の開催

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  •  令和6年10月24日と25日の2日間にわたり、国際知財司法シンポジウム2024(JSIP2024)が行われました。

     本年のJSIP2024では、日本、欧州、米国、英国から、裁判官、審判官、弁護士が来日して、東京の弁護士会館において、多くの聴衆が参加する中で各プログラムを実施し、その模様をインターネット上でライブ配信いたしました。

     知財高裁が担当した裁判所パートでは、冒頭に主催者を代表して安浪亮介最高裁判事による挨拶が行われ、その後、特許権侵害訴訟において特許有効性が争われる模擬事案を基に、日本、欧州統一特許裁判所控訴裁判所、米国及び英国の裁判官、裁判所調査官及び弁護士による模擬裁判が行われました。続いて「裁判所における特許有効性の審理等について」をテーマにしたパネルディスカッションが行われ、模擬裁判の結果や特許有効性の論点に関して、欧州統一特許裁判所や各国における法律の規定や裁判実務を踏まえ、活発な意見交換が行われました。