アメリカ知的財産法協会代表団の来庁(4月17日)

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  •  令和6年4月17日、アメリカ知的財産法協会(American Intellectual Property Law Association;AIPLA)の代表団が当庁を訪問し、庁舎見学の後、知財高裁及び東京地裁知財部の裁判官との間で意見交換会を行いました。AIPLAは、1897年に創設され、主として知的財産権に関係する法律家によって構成される団体です。AIPLAとの意見交換会は、今回が34回目となりました。
     意見交換会では、本多知成知財高裁所長及びAIPLA会長であるAnn M. Mueting氏から挨拶がされた後、日本側から、知財高裁水野正則判事が知財高裁の概要や最近の知財高裁大合議事件判決についてプレゼンテーションを行いました。
     AIPLA側からは、Patrick J. Coyne氏が”Recent Developments in U.S. Intellectual Property Law”とのテーマで、知的財産権訴訟に係る様々な論点についての裁判例や立法の動向等、米国における最近の重要な動きについてプレゼンテーションを行いました。
     また、双方から、上記プレゼンテーションの内容に関して、活発な質疑応答及び意見交換がされました。
     最後に、Ann M. Mueting氏の挨拶が行われ、次回以降も相互の交流を深めることが確認されました。