トップ > 詳しく知りたい方へ > 国際交流 > 国際交流(2023年) > アメリカ知的財産法協会代表団の来庁(4月19日)
- 令和5年4月19日、アメリカ知的財産法協会(American Intellectual Property Law Association;AIPLA)の代表団が当庁を訪問し、庁舎見学の後、知財高裁及び東京地裁知財部の裁判官との間で意見交換会を行いました。AIPLAは、1897年に創設され、主として知的財産権に関係する法律家によって構成される団体です。意見交換会は、33回目となりますが、今回は、知財高裁、東京地裁知財部等が中目黒のビジネスコートに移転してから初めての開催となります。
意見交換会では、大鷹一郎知財高裁所長及びAIPLA会長(当時)であるPatrick J. Coyne氏から挨拶がされた後、日本側から、知財高裁勝又来未子判事が”Brief Explanation of Business Court”とのテーマ及び”Latest Judgment of the Grand Panel of the Intellectual Property High Court (IPHC)”とのテーマで、ビジネスコートの概況や最近の知財高裁大合議事件判決についてプレゼンテーションを行いました。
AIPLA側からは、Patrick J. Coyne氏が”Recent Developments in US Intellectual Property Law”とのテーマで、知的財産権訴訟に係る様々な論点についての裁判例や立法の動向等、米国における最近の重要な動きについてプレゼンテーションを行いました。
また、双方から、上記プレゼンテーションの内容に関して、活発な質疑応答及び意見交換がされました。
最後に、大鷹一郎知財高裁所長及びPatrick J. Coyne氏の挨拶が行われ、次回以降も相互の交流を深めることが確認されました。