INTA2019年次総会への参加

 令和元年5月18日から22日まで,アメリカ合衆国ボストンにおいて,知的財産高等裁判所の関根澄子判事が国際商標協会(International Trademark Association, INTA)の年次総会に参加しました。INTAとは,商標権者及び商標に関する専門家により構成されたグローバルな団体であり,今年の年次総会は,1万1000人を超える参加者がありました。

 関根判事はカナダ,インド,EU裁判所,ドイツ,ブラジル,中国,チリ,アンデス共同体からの裁判官等とともに,スピーカーとして,”International IP Court is in Session: Judges from International Jurisdictions Discuss Hot Topics in Trademark Law”に出席しました。このセッションでは,各参加者から,各国の法制度や最近議論されている法律問題等の紹介がされ,関根判事は,”Use of Well Known Trademark with Unfair Purpose”(435PDF)との標題で,プレゼンテーションを行いました。

 その後,スピーカーのみが参加する非公開のセッションが行われ,参加者から提供された法律問題をテーマとして活発な議論を行いました。

写真:INTA年次総会の様子

写真:INTA年次総会での集合写真