令和元年度JICA研修員の来庁(9月4日来庁)

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 令和元年9月4日,JICA委託研修「経済発展を促す知的財産制度の改善に向けて」の研修員(カンボジア,インドネシア,ケニア,ミャンマー,パキスタン,メキシコ,エチオピアの知的財産権を扱う実務家等9名)が来庁しました。
 一行は,法廷を見学した後,高橋彩判事及び菅洋輝判事補から,知的財産高等裁判所の概要,知的財産権関係訴訟の特徴,特許訴訟の専属管轄,特許権侵害訴訟における二段階審理,調査官制度及び専門委員制度,技術説明会の内容,大合議制度などについて説明を受けました。受講生からは,裁判官の扱う事件類型,調査官及び専門委員の事件関与の在り方,知財事件の平均審理期間等,幅広い事項につき,活発な質疑応答がされました。その後,一行は,裁判所調査官から,知的財産権事件における裁判所調査官の役割について,説明を受けました。

画像:JICA研修員

画像:JICA委託研修